実家での介護の臨み方 ~気の利く副担当になろう!~

実家

当記事の概要

当記事は、在宅介護歴5年のアラサーが同居家族の介護について、その向き合い方などを紹介しています。介護への向き合い方や、携わり方がわからない方は、ぜひ最後までご覧ください!

結論

家族がいる場合は、気の利く副担当として介護に参加しよう!

介護のイメージ、ある?

みなさんは《介護》したことありますか?介護に対してどんなイメージを持っていますか?
介護って大変なことの方が多いです!(涙)
うんまあしょうがない。分かりきってること。

老人ホームの広告を見ると、介護に対して次のようなイメージを抱いちゃいます。

  • 介護する側もされる側もお互いを尊重し、穏やかな空間で介護する。
  • お茶目で可愛いおじいちゃんおばあちゃんを相手に、様々なサポートをしつつ楽しく介護する。
  • 介護される側の生活スタイルはほぼ変化せず、当人は今まで通り読書などを楽しめる。

こんな感じかと思います。もっと簡単に言うとこうかなと↓

  • 明るく
  • 小綺麗で
  • 余裕のある

どんな物事でもそうですが、お金をかければほとんど全ての面倒やしんどいことは解決できます。
でもなかなかお金をかけられないから家族皆んなで介護しているんですよね~。
お金は大事だよ~(伝われ)。

介護の大変なところ

では介護でどこが大変なのか、私が思うのは主に次になります。

下のお世話

一番はこれ!
慣れてきたとはいえストレスを感じます。マスクと手袋で防御しても、視覚と嗅覚からストレス要素が入り込んでくるよ(涙)。これが一番にくる人は多いのではないでしょうか。
自分にとっては祖父ですが、これが自分の父親だったら、、、と思うと色々しんどいだろうなぁ。

就寝前の準備

次はこちら!
夕ご飯を食べてゆっくり過ごしているのに「そろそろ寝ようか〜」と言う祖父。
もうちょっと待ってて!と伝えてもぐずったりします。
余裕のある日は笑えますが、そうでない日だとイライラがつのります。
こっちは介護してやってんのに!や、じゃあ一人で寝ろよ!(無理とわかってても)と思ってしまいます。ごめんな祖父、、、。

自分が嫌いになる

どう言うこと?って思いますよね。
イライラしたままお世話したり、意地悪してしまったり、時間を置いてから自己嫌悪に陥ります(笑)あの時素直に自分がお世話しておけばよかったな、とか、もっと優しく接してあげられれば、
なんて何度も思います。
自分が赤ちゃんの頃は逆にお世話して貰ってたわけですしね。それを思うと自分の小ささや、家族に対しての思いやりの無さを感じてしまっていや〜な気持ちになるわけです。

介護への臨み方

では自分はどうやって介護に臨もうかと考えた時、経験を通してわかってきたことがあります。

それは、、、

家族がいる場合は、気の利く副担当として介護に参加しよう!  です。

家族と一緒に住み、協力して介護を行える状態であれば、気の利く使える副担当として動くことです。みなさんの周りにもいませんか?気の利く後輩や、「助かる〜!!」を提供してくれる人が。
イメージがつかない場合は、例えば次のように動いてみましょう。

介護用品が切れそうだったら買ってくる

おむつやパッドなどは毎日使うため、”気がついたら最後の一枚だった”なんてことはよくあります。
主担当は介護に専念しているので、その数量を把握していてもらうだけで非常に助かります。
ただし、買う前に主担当に一声掛けましょう。「外出るけど○○切れそうだから買ってくるね〜」と言うことで、主担当と同じものを買ってきてしまう事態を避けます。
他にも事務周りを担当しているとより良いかもしれません。

オペ看護師のように参加する

医療ドラマでよく見る執刀医の横にいてメスとか渡す看護師さんいますよね。あの方になりましょう。下の世話をする時、両手を離せない場面が多々あります。汚物により両手が汚れていたら何もできません。その時ウェットタオルやビニールを開けてくれるだけでありがたいです。このように副担当として動いていると、主担当と相棒のような気持ちになり盛り上がります(ハイタッチパァン)。家の中でも車椅子移動なので、ドアを開けてあげたりするのもおすすめです。

気を付けてほしいこと!

一つ注意点ですが、これは決して消極的に参加するわけではありません。

  • 今までお世話になった家族に対し、今度は自分がお世話をする。
  • 家族一人に押し付けるものではなく、みんなで協力して支える。

このような気持ちと「家族がいる場合は、気の利く副担当として介護に参加する」を意識して、
家族の介護に臨みましょう!

本日は以上です!

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